Fintech コワクナイヨ
Seiji Nakayama
2026/07/13 Welcome Fintech #6 夏の大トーク大会

せいじ (Seiji Nakayama)

x (@se_eiji)
所属
株式会社miive
会社の特徴
金曜日は「よい週末を!」って言う
業界歴
7ヶ月
業務
バックエンド・Web・アプリ開発
性格
好奇心旺盛
苦手なもの
おばけ
好き
Raycast・Vim・ロードバイク

経歴(色々やってる)

2025/11 より前は、ナビゲーションの会社にいました。

  • 物流系のサービス開発
  • サッカーに関する新規事業の 0→1 開発
  • 地図の配信システム開発
  • SRE
  • 一瞬 POS システムの開発にも

詳しくは => sijis.me

イベントとかも好き

Raycast Community Japan の運営もしてたりしてます。

余談: 今日も日中、別のイベントに参加してました

PMM JAPAN CONFERENCE 2026

守屋さんのお話、めっちゃ面白かったです。

LayerXのどなたか。
守屋さんをご紹介いただきたいです mm

遡ること2年前、#welcome_fintech に参加

当時の Fintech のイメージ

  • COBOL とか使ってるんでしょ?
  • セキュリティめっちゃ厳しくて Raycast 使えなそう
  • 強強エンジニアが集まっている場所
  • 一見さんお断り
  • むずい。複雑。

イベントを通して

「もしかしたら、こわくないかも」

ってなった

今日話すこと

実際に入ってみて
Fintechって怖くなかった

改めて、miive の中山です。

miive は福利厚生カードを作っています

  • BtoB のサービス
  • ①管理者画面(web)②従業員向け画面(アプリ/web)③プリペイドカード から成る
  • 管理者が制度をつくる(ex.食事用途に5000ポイント!半額補助ね!)
  • 従業員はアプリで確認 & カードで支払うことで福利厚生を使える

簡単にいうと「今の福利厚生、使いづらいから使いやすくしようぜ!」というサービス。

ポイントとマネー

会社から付与される「ポイント」と、ユーザー自身がチャージする「マネー」がある。

ポイントが使えるお店で「ピッ」ってすると、

例えば、半分はポイントから、半分はマネーから引かれる。

→

入社してからやってたこと(私の場合)

  • web やアプリが中心のサービス開発
  • 顧客からの問い合わせ対応

    → 少しずつ決済に触れる。

決済をしっかり触ったのは、ここ2ヶ月ぐらい。

決済、めっちゃたのしい

楽しいポイント 0: 前提、独特の概念が登場する

概念 ざっくり言うと
オーソリ 店舗で支払った瞬間に飛んでくる「利用予定」の通知(与信枠の確保)
クリアリング 後日届く「売上確定」の情報。ここで金額が変わることも
リコンサイル 記録同士を突き合わせて、ズレがないか確認する作業
イシュア カードを発行する側。
アクワイアラ 加盟店(お店)を管理する側
チャージバック 不正利用などで、決済を取り消してお金を取り返す仕組み

楽しいポイント 1: 思ったよりもゆるい

決済は、Visa のネットワークから送られてくる情報を元に処理する。

で、その送られてくるデータが案外適当。

  • 決済日が正確でない
  • 返金なのに元の取引が特定できない

それを受け止める設計を考えるのが面白い(辛いけど)。

楽しいポイント 2: 日々発見しかない

知らない仕様がたくさん出てきておもろい。発見がある。

「普段の支払いの裏でこんなことおきてたのか〜」と思いを馳せる。

Visa の他にも ISMS や PCI DSS など、色々な基準がある。むずい & おもろい。

楽しいポイント 3: 縛りがある中での実装

顧客の要望や実現したい機能と、サービスの制約。

どう落としどころをつけるか?

ここ2ヶ月、自分はこんなことやってた

  • 曜日や時間帯で決済を制限
    • 会社が意図した時間外での決済では、ポイントが使えなくなる
  • ポイント利用上限を設定
    • 一回の決済で使えるポイントの上限金額を制限する(一気にポイントを使い切らないように)

簡単に見えるが、落とし穴だらけ。

「曜日や時間帯で決済を制限」機能の場合

実装前:「オーソリが来た時の情報で判断すればいいんでしょ?秒じゃん。」

↓ 実際
  • オーソリだけじゃない、クリアリングでも判断が必要。

  • 決済した日時が入ってないクリアリングもある!?

  • 追加徴収 & 元取引が見つからない場合、どうする?

  • オーソリ、クリアリングの場合の仕様を、顧客・ビジネスサイドにどう説明する?

+自社サービスならではの複雑さ

お店で決済をするタイミングと、決済を経て制度の利用申請を出して補助が確定するタイミングがある。

それぞれで残高や残ポイントの変動が発生。

2倍ややこしい。

当時のイメージ、答え合わせ

当時のイメージ 7ヶ月経った現実
COBOL とか使ってるんでしょ? 1行も書いてません
Raycast 使えなそう バリバリ使えてます
強強エンジニアの集まり 強い人はいる。でもみんなやさしい
一見さんお断り むしろ Welcome でした(このイベント名)
むずい。複雑。 ほんとにむずい。でも、たのしい

決済、やっぱり怖いかもしれない、、、むずい。。。

お金なにかあったら怖い。。。

ただ、俯瞰してみると...

やってること、あんま変わらない

極論、通常のサービス開発

顧客にいいものを届ける。ユーザーが使いやすいようにする。

考える課題深堀り
要望・制約の落としどころ
→
作る設計・実装
→
デリバリーするユーザーに届ける
※ なにかあったときの責任は重い(お金なので)。

シミュラクラ現象

点が3つ集まると、人は勝手に「顔」として認識してしまう。

=
😱

正体を知らないものを、人は勝手に怖いものとして見てしまう。

知ると、Fintech コワクナイヨ

welcome_fintech

ご清聴ありがとうございました

みなさん、よい夏を!👻